- インフルエンザワクチン(例年10月頃から翌年1月末頃まで)予約可。
- 肺炎球菌ワクチン
- 子供の定期予防接種
(ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合、MR(麻疹風疹混合ワクチン)、水痘、日本脳炎、不活化ポリオ、二種混合など)
公的予防接種の対象年齢外の自費による接種もしております。(ワクチンの在庫状況により、即日の対応困難な場合もあります)
公的予防接種の対象年齢外の自費による接種もしております。(ワクチンの在庫状況により、即日の対応困難な場合もあります)
特定健診(泉大津市)、大腸癌検診、前立腺癌検診(PSA)、大阪府肝炎ウィルス検査など行っています。
その他健康診断につきましては、ご相談ください。
インフルエンザウイルスが病原でおこる疾患です。A型、B型、C型の3種類があります。潜伏期は1~3日くらいで、患者が咳をしたりするとウイルスが空中を浮遊し、それを人が吸い込むことで感染します。治療は症状出現後2日以内に開始します。
インフルエンザワクチンの予防接種である程度は防げますが、その年によって流行する菌の型が違うため万能ではありません。体の弱い人は、流行している時に人混みに出るのを控えた方がよいでしょう。
風疹の主な症状は、発熱と、その翌日くらいに小さくて細かい赤い発しんが顔から出始め、全身に一気に広がります。
耳の後ろや後頭部のリンパ節が腫れて痛むことや、また目が充血したり関節痛を訴える人も多く、大人の患者の3割に39度以上の高熱が出たという報告もあります。
「風疹は子どもがかかる病気」だと思って油断してはいけません。
成人の風疹の多くは、1週間程度で症状が治まると言われていますが、中には風疹のウイルスによって脳に炎症がおきる「脳炎」と診断されたケースもあります。
風疹は、患者の咳や会話で飛び散る飛まつを介してうつります。患者は発疹が出る前後1週間ほど風疹ウイルスを出しているということです。
また風疹の免疫がない人の中に患者が1人いた場合、何人の人にうつすかを示す指標では、インフルエンザは1~3人であるのに対し、風疹は5人~7人と言われています。
一方で、15%から30%の人は、感染しても症状が出ないといわれています。
知らない間に感染し、周りにいる妊婦にうつしてしまうこともあるので、注意が必要です。
妊娠20週頃までの女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんが目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。その確率は妊娠初期に感染するほど高く、妊娠1か月では50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%というデータがあります。妊娠していることに本人や周囲が気づかず、「無警戒」な時期に感染してしまうおそれもあるのです。
症状が出ないケースも少なくないことから、生まれてくる赤ちゃんを守る為には、多くの人が風疹にかからないよう予防することが重要です。
肺炎球菌は、肺炎・髄膜炎・中耳炎・副鼻腔炎・敗血症などの病気の原因になる細菌であり、子どもの感染症の二大原因のうちのひとつの細菌です。
まわりを莢膜(きょうまく)というかたい殻におおわれた菌で、人間の免疫が攻撃しにくい構造をしています。なかでも小さい子ども、特に赤ちゃんのうちは、まだこの細菌に対する抵抗力がありません。このため、細菌性髄膜炎など症状の重い病気をおこしたりします。
カゼやインフルエンザにかかった後に、肺炎をおこしたり、中耳炎にかかりやすくなることはありませんか?
このようなときも肺炎球菌が悪さをしていることがあります。
肺炎球菌は文字どおり、肺炎の原因になる細菌です。でもそれだけではありません。ほかにも、細菌性髄膜炎、菌血症、中耳炎といった病気をおこします。
肺炎球菌というのは実はそこら中にいる菌で、子どもの多くが鼻の奥や気道に保菌しています。保菌しているだけでは問題ありませんが、残念ながら小さな子どもは肺炎球菌に対する抵抗力をもっていませんので、比較的簡単に肺炎球菌に感染してしまいます。
肺炎球菌は、耳で感染症をおこすと「中耳炎」に、肺に入りこんで「肺炎」に、血の中に入りこんで「菌血症」に、脳や脊髄を覆っている髄膜の中に入りこんで「細菌性髄膜炎」を発症します。
子どもの肺炎球菌感染症は、小児用肺炎球菌ワクチンで予防できます。
2007年に、WHO[世界保健機関]は小児用肺炎球菌ワクチンを世界中で定期接種とするように推奨を出しました。
小さな子どもは肺炎球菌に対して抵抗力をもっていませんが、小児用肺炎球菌ワクチンを接種すると抵抗力ができるようになるので、一番この病気にかかりやすい年齢の間、肺炎球菌からお子さんを守ってあげることができます。